【レポート】12/2 Global Women Impactors(アジア女性起業家メンタリングプログラム)成果報告会開催
更新日:2021年3月3日
12月2日、Startup Hub Tokyoにて、Global Women Impactors 2017 の最終報告会(主催:アジア女性社会起業家ネットワーク/強力:国際交流基金アジアセンター、Will Lab/後援:GEWEL,国際機関日本アセアンセンター)が行われました。以下は、WIll Lab学生インターン 小澤茉莉のレポートです。
最終報告会では、3組のメンターチームによる、約半年間のメンタリングの軌跡を発表。タイのIT企業や、オーガニックコットンブランド、インドネシアのオーガニック食品ブランドの3チームそれぞれの、葛藤や学びを共有。
どのチームにも共通するキーワードは「伴走」。
「日本のビジネスパーソン」としての視点だけでなく、メンティーが何を求め、何をゴールとするのかを共に考え、歩調を揃えていくこと。
B to Bというビジネス枠の中でなく、メンターとメンティーが 1 to 1で向き合うことで、国境を超えた「学び」を得られるのだと、実感しました。
NPO法人 GEWEL理事・小嶋美代子さんからは、「”違い”を価値に」というお言葉が。ますます複雑化する社会の中で、どう問題を作っていくか、という視点に気づかされました。また、フィッシュファミリー財団 共同創設者/JWLI研修創立者 フィッシュ・厚子さんのお話にあったように、女性が持つ知性やポテンシャルを伸ばしていく機会・場を作っていくことの重要さを感じました。
また、イベント後半は、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(株)代表取締役社長 安渕聖司さん、OECD東京センター長 村上由美子さん、そしてForbes JAPAN 副編集長の谷本有香さんをファシリテーターに迎えた、パネルディスカッション。「女性起業家に投資する意義」というテーマでお話をいただきました。
「起業家として、どこでインパクトを出すか」、「場所にとらわれない ”流動性”が大切」。「女性」というジェンダーや環境にとらわれず、自身の意志とともにアクションを起こしていくことで、「ビジネス」そのものに新しい意味が生まれてくるのではないでしょうか。
「アジア」という多様な世界で、女性の「つながり」を生む、AWSEN。「女性×ビジネス」の形は多種多様ですが、互いに「違い」を認め合いながら伴走していくことが、サステナブルなビジネスにつながるのでは、と思いました。
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